生簀のブランドガニとセコガニの思い出

日本海の近くに単身赴任していた頃、週末に自宅に戻る時に、冬場はズワイガニをお土産に買ってよく帰宅しました。家族全員、カニが大好物でこれ以上に喜ばれるお土産はありませんでした。

いつの立ち寄って購入する店は、ブランドガニやメスのセコガニを生簀で活かして販売していました。ブランドガニは高価で中々手がでず、この店で販売している冷凍ガニと生簀で活かされているセコガニを購入するのが常でした。

セコガニは、ゆがいて販売されているのもありますが、メスは漁ができる期間が短いため、その解禁期間以外に手に入れるには、生簀のセコガニを購入する以外ありません。

生簀で活かされていると言えば、新鮮で良いと思われますが、もちろん新鮮なのは良いのですが、あまり長く生簀で飼われたものは、身が細ると言われおり、良い事ばかりではないのです。

その店の方によると、生簀で産卵してカニの子供が孵った事もあったそうです。そんな話をしつつ、身が細っていないかを確認して購入したものです。

セコガニは、足の身や内子や外子のバランスが非常に良く、酢にほんの少し醤油を垂らし、それで食べれば最高です。ご飯との相性も抜群で、セコガニをご飯に載せてセコガニ丼にして頂くのが私の定番でした。帰宅した日にセコガニを食べ、次の休日に皆で冷凍ガニでカニチリを楽しむのが冬場の楽しみでした。

単身赴任が解消されてからも、生簀のセコガニは購入できませんが、その馴染みのお店から冷凍ガニを通販で購入し続けています。冷凍ガニは、冷凍技術によっては少し水分が抜けてスカスカした状態になる事もあり、信頼できる業者さんから購入するのが重要です。

面識があり、名前も知ってもらっていたそのお店から購入するのがやはり一番安心だと思い、毎シーズン購入を続けています。やっぱりうまいカニと言えばやはり毛ガニがオススメですが、時間の余裕ができれば、旅に出てカニをたらふく味わいたいと思っています。あの絶品のセコガニの味を思うと、本当にすぐにでも飛んで行きたいと思ってしまうほどです。